【行政広報資料より】

先週(2021年3月21日~2021年3月27日)は特にありませんでした。

【大学・研究機関等公表資料より】

〇 食事由来のアクリルアミド摂取と血液・リンパのがん罹患との関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

食事由来のアクリルアミド摂取と悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・白血病罹患リスクとの関連はみられませんでしたが、関連がみられなかった理由の一つとして、日本人のアクリルアミドの摂取量は欧米に比べて少なかったことが考えられました。

国立がん研究センター社会と健康研究センター>多目的コホート研究>現在までの成果>食事由来のアクリルアミド摂取と血液・リンパのがん罹患との関連について>
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8656.html

〇 フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

日本人の女性において、フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、脳卒中の発症リスクが低下する可能性が示唆されました。フラボノイドを豊富に含む果物の摂取が脳卒中発症リスクの低下と関連した理由として、フラボノイドによる抗酸化作用と抗炎症作用、動脈硬化の抑制や血圧降下作用などが考えられます。

国立がん研究センター社会と健康研究センター>多目的コホート研究>現在までの成果>フラボノイドの豊富な果物の摂取と脳卒中発症リスクとの関連>
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8657.html

〇 五苓散(ソウジュツ配合)の天気頭痛への効果を発見 気圧低下で起こる脳血流量増加に対する五苓散の抑制効果を確認 (熊本大)

脳血流量の減少・回復に対して五苓散(ソウジュツ配合)とロキソプロフェンの作用機序が異なる可能性が初めて明らかとなった。五苓散(ソウジュツ配合)は、ロキソプロフェンとは異なる作用機序により、気圧変化による脳血流量への影響を低く抑えるため、天気頭痛で悩む方々への新たな対処法として期待できる。

熊本大学>お知らせ(生命科学系)>五苓散(ソウジュツ配合)の天気頭痛への効果を発見>
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/20210318

〇 アラビアガムがビフィズス菌を増やす仕組みを解明 (鹿児島大)

ビフィズス菌B. longumを増やすために必要不可欠な鍵酵素「GAfase」を世界で初めて発見しました。GAfaseはアラビアガムの末端の二糖を切断する酵素です。この酵素によって切り出されたオリゴ糖を利用することでビフィズス菌が増えるだけでは無く、切り出すことで他の酵素がアラビアガムの糖鎖の内部にアクセスしやすくなることでより多くのオリゴ糖を獲得できるようになることを明らかにしました。本研究は、アラビアガムの複雑な糖鎖構造を分解する能力が、ビフィズス菌の特定の菌株が持つ鍵酵素「GAfase」に依存したものであることを詳細に解析したものです。これは、「GAfase」遺伝子を持つB. longumを腸内に持つ人と持たない人で、プレバオイオティクスとしてのアラビアガムの有効性が異なる可能性があることを意味しています。

鹿児島大学>トピックス>【研究成果】ビフィズス菌がアラビアガムを利用して増殖するメカニズムを解明>
https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2021/03/post-1773.html