健康被害の情報:国立健康・栄養研究所HPより

(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起、米国FDA/FTCの新型コロナウイルス対策に関連した虚偽宣伝に関する注意喚起は、掲載していません)

【健康食品の素材情報より】

■「ノコギリヤシ、ソウパルメット、ノコギリパルメット」危険情報:被害事例(2月18日)

動脈硬化症で血栓予防のためアスピリン (抗血小板薬) を服用中の77歳男性 (日本) が、頻尿改善のため、ノコギリヤシを摂取していたところ (摂取量、期間不明) 、肩、臀部痛が持続し、リウマチ性多発筋痛症が疑われた。軽度の肝機能障害も認められたが、ノコギリヤシの摂取中止と加療により改善した。日本臨床免疫学会会誌. 2016;39(4):399.

■ 感染予防によいと話題になっている食品・素材について (2月16日)

【新型コロナ|一覧】感染予防によいと話題になっている食品・素材についてのページが更新されています。

→国立健康・栄養研究所ホームページ>

https://hfnet.nibiohn.go.jp/

LINK de DIET (2/14~2/20より)

■ 大腸がんのリスクにおける食事の役割

大腸がんリスクの低下と食物繊維、食事性カルシウム、ヨーグルトの摂取量の増加、およびアルコールと赤身肉の摂取量の低下との関連について説得力のあるエビデンスがみつかった、という米国ユタ大学などからのアンブレラレビュー。研究チームは、食事パターン、特定の食品、食品群、飲料(アルコールを含む)、主要栄養素、および微量栄養素と大腸がんリスクとの関連を調べた観察研究の公表されたメタ分析からのエビデンスの強さを調べた。MEDLINE、Embase、およびCochrane Libraryを、データベースの開始から2019年9月まで検索し、適格性を評価した結果、食事要因と大腸がん発生率との109の関連を説明する45件のメタ分析が選択された。解析の結果、赤肉の摂取およびアルコール摂取と大腸がん発生率との間には正の関連が認められ、食物繊維、カルシウム、ヨーグルトの摂取と大腸がん発生率との間には負の関連が認められた。「この包括的なレビューでは、大腸がんリスクの低下と、食物繊維、カルシウム、ヨーグルトの摂取量の増加、およびアルコールと赤身の肉の摂取量の減少との関連について説得力のあるエビデンスが見つかった。他の乳製品、全粒穀物、加工肉、特定の食事パターンなど、エビデンスが示唆に富む特定の食品については、さらに研究が必要である」と研究チームは結論付けた。

https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2776517?utm_source

コロナ感染者への亜鉛・ビタミンC投与、有効性みられず

新型コロナウイルス感染者が高用量の亜鉛とビタミンCサプリメントを服用しても、症状の程度や回復までの期間などに影響はみられなかったという。米国クリーブランド・クリニックの研究。この研究では、オハイオ州とフロリダ州でPCR検査を受け、新型コロナウイルスの感染が確認された成人214人を対象として4群に分け、標準治療に加えて以下のいずれかの対応とした。①高用量の亜鉛サプリメント(グルコン酸亜鉛(50mg)服用、②高用量ビタミンCサプリメント(アスコルビン酸(8000mg)服用、③高用量の亜鉛・ビタミンCサプリメント服用、④サプリメントなし。そして発熱や咳、息切れ、倦怠感などの症状がピーク時に比べて半減するまでの日数や症状の程度、入院・死亡リスクについての比較を行ったが、いずれも4群間で有意差はみられなかったという。中間評価により、介入の有効性が認められなかったため、この研究は途中で中止されたとのこと。

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/jn-eoh021021.php

 LINK de DIETホームページ>

https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/