行政公表資料より

「健康と生活に関する社会実験」報告書(消費者庁)

 今回の実験では、目標体重を設定し、現在の体重が目標体重よりも高い人(減少グループ)を今回の実験の主な対象者として、それを様々な見せ方で伝えることによる目標設定ナッジの介入効果を社会実験により推定した。
 今回の実験結果からは、概して主要な結果変数である体重について介入効果はほとんどみられず、歩数については一部介入による歩数の増加がみられた。また、運動時間についてはほとんど効果がみられなかった。意識的に歩数を増やすことは可能であるが、運動時間の増加はみられず、さらに、体重を変えるところまでの行動変容に結び付けることは容易ではないこともうかがえた。

 →消費者庁>消費者行政新未来創造オフィス>プロジェクトについて>行動経済学等を活用した消費行動等の分析・研究>
   https://www.caa.go.jp/future/project/project_007/

  >報告書概要
   https://www.caa.go.jp/future/project/project_007/assets/future_cms201_200709_02.pdf

  >報告書
   https://www.caa.go.jp/future/project/project_007/assets/future_cms201_200709_01.pdf

 

大学・研究機関等公表資料より

日本人における肉類摂取と大腸がんリスク(国立がん研究センター社会と健康研究センター)

 牛肉摂取量が一番低かったグループと比較して一番高かったグループでは、男性で下行結腸がんリスクが高く、女性で結腸がんリスクが高くなっていました。豚肉摂取についても、摂取頻度が最も少ないグループと比較して最も多いグループ(週3回以上)において、女性では下行結腸がんリスクが高くなっていました。また、加工肉の摂取頻度が最も多いグループ(ほぼ毎日)においても、女性で結腸がんリスクが高くなっていました。鶏肉については有意な関連は認められませんでした。

 →予防研究グループ>科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究>現在までの成果>
   https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/8496.html

 

ビフィズス菌A1(Bifidobacterium breve A1)が、軽度認知障害(MCI)の疑いがある方の認知機能を改善する作用を確認(森永乳業)

 『RBANS』による評価では、B. breve A1 の摂取により、プラセボ摂取群と比較して総合的な認知機能の指標である評価点合計の著しい改善が見られました。さらに、即時記憶、視空間・構成、遅延記憶を司る認知領域の点数も顕著に向上しました。
 『あたまの健康チェック(R)(MCI Screen)』による評価においても、プラセボ群と比較して認知機能の有意な改善が確認されました。

 →森永乳業>ニュースリリース>
   https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-3416.html

 

プロバイオティクスを含む乳製品摂取による回腸末端部での細菌叢の動態を確認(弘前大学)

 乳製品の摂取により、製品中のL.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤクルト株が回腸末端部まで到達し、摂取後1.0~5.5時間にわたりL.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤクルト株のいずれかまたはその両方が細菌叢の90%以上を占有するケースが確認されること、また、L.カゼイ・シロタ株およびB.ブレーベ・ヤクルト株は、コロニー形成能(代謝活性を有し、増殖可能である状態)を有したまま、回腸末端部まで到達すること、等が明らかになった。

 →弘前大学>トピックス>
   https://www.hirosaki-u.ac.jp/49962.html