健康被害の情報:国立健康・栄養研究所HPより
(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

新型コロナウイルス感染予防の効果に関する情報

・納豆
 現時点において、ウイルス感染症(新型コロナウイルスやインフルエンザ)の予防効果が認められた情報は見当たりません。ただし、納豆は良質なタンパク質源ですので、普段の食事に加えることで栄養バランスを整える助けになります。

・オリーブ葉エキス
 現時点において、 ウイルス感染症(新型コロナウイルスやインフルエンザ)の予防効果が認められた情報は見当たりません。手洗い、うがい、十分な食事と睡眠など、適切な予防を行ってください。

・マヌカハニー
 現時点において、 ウイルス感染症(新型コロナウイルスやインフルエンザ)の予防効果が認められた情報は見当たりません。健康管理 には、いろいろなものをまんべんなく食べる習慣が大事です。

・水素水
 現時点において、ウイルス感染症(新型コロナウイルスやインフルエンザ)の予防効果が認められた情報は見当たりません。ただし、のどの乾燥はウイルス感染のリスクを高めるので、 水分補給はこまめに行いましょう。

・プロバイオティクス (乳酸菌・ビフィズス菌など)
 現時点ではインフルエンザなどに対して効果があるとする結果と、効果がないとする結果の両方が存在している。また、摂取する菌株や体調により効果は異なるので注意が必要である。

・ニンニク
 現時点においてインフルエンザなどに対する予防効果はないことが報告されています。ニンニクはさまざまなお料理の風味づけに抜群の食材です。日々の食事を楽しみましょう。

 

米国FDAとFTCが新型コロナウイルス対策に関連した虚偽の宣伝を行う製品に注意喚起(4月15日)

・注意喚起および勧告内容
 2020年4月10日、13日、米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) とFTC (Federal Trade Commission) が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) を予防または治療するなど虚偽の宣伝を行う2製品に注意喚起。業者に改善するよう警告した。

ブランド名

製品

The GBS dba Alpha Arogya India Pvt Ltd

Alpha 11、Alpha 21 (アーユルヴェーダ製品)

Herbs of Kedem

ハーブ製品

・解説
 当該製品は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) を予防または治療するなど虚偽に謳って販売されていた。現在のところ、COVID-19の予防や治療に対する有効性が確認、承認された製品はなく、こうした表示は違法として、業者に改善するよう警告した。
 現在のところ、当該製品摂取との因果関係が疑われる健康被害については不明であるが、FDAは消費者に対して、健康被害を受ける可能性があることから、COVID-19の予防や治療、症状緩和などを標榜する製品には十分に注意するよう注意喚起している。

 →国立健康・栄養研究所>「健康食品」の安全性・有効性情報>
   https://hfnet.nibiohn.go.jp/

 

「LINK de DIET」より

心臓病リスクがすぐにわかる方法-太めの人の場合

 過体重または肥満の人において、太ももの周囲長が大きいほど血圧は低い傾向があり、心臓病リスクも低下する可能性が明らかになった。ただし普通体重の人にはこの傾向はみられなかったという。中国・上海交通大学の研究。
 今回の調査結果は、太ももの重量が大きいことが、心臓病のリスクが高い肥満・過体重の人にとって心臓の健康のバロメーターとなる可能性があることを示唆している。太もも周囲長の測定は、特別な機器を必要とせず安価で簡単に行えるため、肥満や過体重者の高血圧の早期発見に役立ちそうだ。身体の各部位の周囲長の測定は簡単かつ安価に行えるため、以前より特定の疾患のリスクを評価するのに用いられてきた。例えば、ウエスト周囲長が大きいと血圧が上昇し、太ももの周囲が小さいと糖尿病リスクとなることがよく知られている。研究チームは、40歳以上の中国人男女9,250人の大腿囲と血圧との関連を調査した。このうち、5,348人が過体重か肥満、4,172人が通常の体重だった。
 その結果、過体重または肥満の人においては太ももの周囲長が大きいこと(男性55cm以上、女性54cm以上)と高血圧リスクの低さに有意な関連性のあることが明らかになった。これは、年齢、性別、BMI、ウエスト周囲長に関わらずみられたという。一方、太ももの周囲長が小さい人(男性は51cm未満、女性は50cm未満)の方が血圧が高くなる傾向があった。一方で、普通体重の人ではウエスト周囲長と高血圧リスクに関連性はみられなかったという。
 「腹部の脂肪とは対照的に、脚の脂肪は代謝に有益である可能性があります。この関連の原因として最も可能性が高いのは、大腿筋や皮下脂肪が、比較的血圧を維持するのに役立つ様々な有益な物質を安定的に分泌しているということです」と著者のヤン博士は説明している。ただし、人種や身体活動の違いによって太ももの周囲長に大きな違いがあるため、この研究の周囲長の基準は他の集団には当てはまらない可能性もあるという。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.4.14)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=70128&-lay=lay&-Find.html

 

毎日の入浴と心血管疾患リスク

 毎日お風呂に浸かる習慣は、虚血性心疾患や脳卒中による死亡リスクの低さと関連しているという。この関連が長期的な大規模疫学研究から示されたのは世界初。大阪健康安全基盤研究所、国立がん研究センターなどによる日本人を対象とした研究。
 日本人において一般的な浴槽入浴は、睡眠の質と健康への自己評価の高さに関連しているが、心臓発作、心臓突然死、脳卒中といった心血管疾患のリスクに対し、どのような長期的影響を与えるかは明らかになっていない。これまで、動物実験や少人数の人を対象とした研究では、浴槽入浴が糖尿病や肥満の改善効果が示されていたものの、一方で、浴槽入浴が脳卒中や突然死を引き起こすとの報告もあり、浴槽入浴と心血管疾患との関連ははっきりしていない。このことを調査するために、研究者らは多目的コホート研究(JPHC研究)のデータを分析した。対象としたのは、研究参加者のうち循環器疾患及びがんの既往がなく、詳細な調査アンケートに回答した30,076人とした。アンケートは調査開始時点の1990年に行い、浴槽入浴の頻度を含めた生活習慣、運動、食事、アルコール摂取、体重(BMI)、平均睡眠時間既往歴と服用薬などについて尋ねた。そして対象者を、浴槽入浴頻度によって「週2回以下」、「週に3-4回」、「ほとんど毎日」の3グループに分け、その後の心血管疾患発症との関連を調べた。
 約20年間の追跡期間中に発生した心血管疾患は2097例であり、うち心筋梗塞が275例、心臓突然死53例、脳卒中1769例であった。データの分析により、浴槽入浴頻度が「週2回以下」のグループと比較して、「ほとんど毎日」のグループは、心血管疾患全体のリスクが28%低下していた。うち虚血性心疾患リスクについては35%低下していたものの、心筋梗塞や心臓突然死については統計学的に有意な関連はみられなかった。なお、脳卒中リスクは26%低下しており、そのうち脳出血では46%、脳梗塞で23%のリスク低下がみられたが、くも膜下出血では関連はみられなかったという。さらに、入浴時の水温と全体的な心血管疾患のリスクとの関連を分析したところ、適温の湯の場合、ぬるめの湯に比べリスクが26%低下、熱めの湯に比べると35%低下することが示された。しかし、脳卒中の全体的なリスクと水温については、有意な関連はみられなかった。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.4.15)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=70160&-lay=lay&-Find.html

 

乳がんリスクの低下につながる食物繊維

 すべての妥当な前向き研究を分析した結果、食物繊維の豊富な食事は乳がんの発症リスクを下げることがわかった、という米国ハーバード大学からの研究報告。
 多くの研究が食物繊維の摂取と乳がんの発症リスクについて一致しない結果を報告していることから、ミリアム・ファービッド博士ら研究チームは、2019年7月までに発表されたすべての妥当な前向き研究を解析することにしたという。
 研究チームは、見つかった20件の観察研究のデータをプールして解析した結果、食物繊維の摂取量が最も高かった人は最も少なかった人に比べて、乳がんの発症リスクが8%低いことを発見したという。水溶性食物繊維も乳がんリスクの低下に関連しており、また閉経前女性と閉経後女性の両方でリスクの低下が観察された。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.4.17)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=70201&-lay=lay&-Find.html