◆大学・研究機関等公表資料より

〇果物・野菜摂取と膵がん罹患リスク低下の関連 (国立がん研究センター 社会と健康研究センター)
 果物摂取は、膵がん罹患のリスク低下と関連が認められました。果物に含まれる、ビタミン等の抗酸化成分が膵がんのリスク低下に関係していると考えられました。一方で、野菜摂取は、リスク増加との関連が認められましたが、喫煙者でリスクの増加が顕著になることから、野菜とタバコに含まれる成分との相互作用の可能性が考えられましたが、明確な理由はわかりませんでした。
 出典:https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8179.html

〇魚をほとんど食べない人で大動脈疾患死亡が約2倍に増加 (国立がん研究センター、筑波大学)
 魚をほとんど食べないような非常に魚の摂取頻度が少ない場合に、大動脈疾患で死亡するリスクが上がり、魚摂取が少なくとも月1-2回食べていれば大動脈疾患で死亡するリスクは高くならないことがわかりました。魚の摂取が極端に少なくならないことが大動脈疾患死亡を予防するために重要だと考えられます。なお、魚の高摂取は心筋梗塞のリスクを低下させることがわかっていますので、魚の摂取が極端に少なくならないよう気をつけるだけでなく、より多く摂取していくことが循環器疾患予防につながると考えられます。
 出典:https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/1015_02/20181015_pressrelease_02.pdf
 

〇プロバイオティクス乳酸菌の摂取が造血器腫瘍患者の腸内細菌叢に影響を及ぼすことを確認 (タカナシ乳業)
 造血器腫瘍患者に Lactobacillus rhamnosus GG 株を含むヨーグルトを摂取して頂き、糞便より DNA を抽出して次世代シーケンサーで腸内細菌叢を解析しました。その結果、ヨーグルト摂取中は、摂取前 と比較して、乳酸菌の Lactobacillus 属が増え、摂取期間終了後に腸管保護作用のある酪酸を作り出す数種類の細菌が増加することが明らかになりました
 出典:http://www.takanashi-milk.co.jp/wp-content/uploads/2018/10/1801015_1.pdf