健康被害の情報:国立健康・栄養研究所HPより
(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

 

カナダ保健省が過剰量のビタミンを含む製品の注意喚起を更新(11月10日)

・注意喚起および勧告内容
2020年11月8日、カナダ保健省(Health Canada)が過剰量のビタミンを含む製品の注意喚起を更新。カナダ保健省は当該製品を摂取しないように勧告。

製品名 (サイズ)

UPC

賞味期限

Isalean Bar Chocolate Cream Crisp
(65 g×10)

380602471(箱)
380602470
(個包装)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Bar Chocolate Peanut Crunch
(65 g×10)

380602469(箱)
380602468
(個包装)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Creamy Dutch Chocolate
(854 g)

380331367

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Creamy Dutch Chocolate
(61 g×14)

380331380 (箱)
380331381 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Birthday Cake Flavour
(854 g)

380101266

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Birthday Cake Flavour
(61 g×14)

380101937 (箱)
380101938 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Chocolate Mint
(826 g)

380100766

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Peach Mango
(826 g)

380100768

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Strawberry Cream
(840 g)

380331371

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Strawberry Cream
(60g×14)

380331417 (箱)
380331416 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Creamy French Vanilla
(840 g)

380331368

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Creamy French Vanilla
(60g×14)

380331385 (箱)
380331386 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Cookies and Cream
(840 g)

380100453

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Mocha
(840 g)

380100767

2023年10月までの全ての製品

Isalean Shake Salted Caramel
(840 g)

380100449

2023年10月までの全ての製品

Kosher Isalean Shake Natural Creamy Vanilla
(854 g)

380331360

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Strawberry Cream Flavour

 (952g)

380100432

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Strawberry Cream Flavour
(68g×14)

380100208 (箱)
380100207 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake French Vanilla
(952g)

380100433

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake French Vanilla
(68g×14)

380341414 (箱)
380341413 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Natural Vanilla
(952g)

380100434

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Natural Vanilla
(68g×14)

380341412 (箱)
380341411 (
)

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Natural Chocolate
(966g)

380100435

2023年10月までの全ての製品

Isalean Pro Shake Natural Chocolate
(69g×14)

380341399 (箱)
380341398 (
)

2023年10月までの全ての製品

 

・解説
 2020年10月31日、カナダ食品検査庁による検査で、インターネット等で販売されていたIsagenix International LLC社の製品に過剰量のビタミン(詳細不明)が含まれていることが判明し、一部ロットを対象とした自主回収を公表した。2020年11月8日、カナダ食品検査庁による検査結果を受けて新たに回収対象製品が追加され、すでに回収が公表されていた製品の対象ロットの拡大が公表された。
 詳細は不明だが、当該製品との因果関係が疑われる健康被害(詳細不明)が複数報告されている。

 

オーストラリアTGAが医薬品成分(シルデナフィルなど)を含む製品に注意喚起(11月13日)

・注意喚起および勧告内容
2020年11月12日、オーストラリアTGA(Therapeutic Goods Administration)が医薬品成分(シルデナフィルなど)を含む2製品に注意喚起。オーストラリアTGAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名

検出された医薬品成分

Grain German Shepherd tablets

シルデナフィル
パラセタモール

Rise 2.0 Liquid Cialis 30ml bottle (s)

タダラフィル

 

・解説
 当該製品を分析したところ、医薬品成分が検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。

 

健康食品の素材情報より素材情報より

「青汁」安全性:医薬品等との相互作用(11月12日)
 青汁に含まれる金属カチオンはフルオロキノロン類(抗菌薬)とキレートを形成するため、フルオロキノロン類(抗菌薬)の消化管吸収を阻害する可能性がある。
 医療薬学.2007;33(6):534-539.

 →国立健康・栄養研究所>「健康食品」の安全性・有効性情報>
   https://hfnet.nibiohn.go.jp/

 

 

「LINK de DIET」より

大豆の代謝物と認知症リスク

 大豆を摂取したとき、腸内細菌の助けを借りて生成する代謝物(エクオール)は認知症の主要なリスク因子を低下させる可能性があるようだ、という米国ピッツバーグ大学からの研究報告。
 研究チームは、91名の認知機能が正常な日本人高齢者を対象に血中のエクオール(大豆の代謝物のひとつ)レベルを測定した。6-9年後に、脳画像診断によって白質病変とアミロイドβの沈着のレベルを測定した。解析の結果、エクオールの血中濃度は、アミロイドβの沈着には影響しなったが、エクオールと白質病変の低下には関連がみられたという。参加者を血中エクオールレベルによって、非産生群、低群、高群の3群に分けると、各々白質病変の割合が、1.19%、0.89%、0.58%と負の相関を示した。
 研究チームは、イソフラボン(腸内細菌がエクオールに代謝する大豆成分)には白質病変にもアミロイドβにも影響がないことも発見した。
 「白質病変は、認知機能低下、認知症、およびすべての原因による死亡の重大な危険因子である」と主任研究者の関川暁准教授は述べている。「エクオールを生成できる人と比較して、エクオールを生成できない人の白質病変が50%多いことがわかった。これは、驚くほど大きな効果でである。」
 研究チームでは、「この種の研究は常に人々の注目を集めているが、ランダム化臨床試験によって十分な証拠があることがわかるまで、エクオールが認知症を予防することが証明されたとは言えない」と警告している。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.11.9)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=73238&-lay=lay&-Find.html

 

朝食欠食と遅い夕食、たんぱく尿リスクと関連

 朝食の欠食と遅い夕食はいずれもたんぱく尿発症リスクの増加と関連していることが明らかに。たんぱく尿は慢性腎臓病の初期の兆候として知られる。金沢大学の研究。
 慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の構造的・機能的異常、または糸球体濾過の低下と定義されている。CKDは、末期腎疾患および心血管疾患の危険因子であり、いくつもの国で主要な健康問題となっている。CKDの原因として最も一般的なものは、糖尿病・高血圧・肥満である。これらの疾患は薬剤による治療法もあるが、近年では食事療法や運動などの行動変化を伴う治療が注目されている。
 1998~2014年に金沢で毎年健康診断を受けた40歳以上の26,000人以上の患者を対象とし、後ろ向き研究を実施した。不健康な食習慣は次の4種を定義した。(1)遅い夕食(就寝前の2時間以内に夕食を食べることが週3回以上)、(2)朝食欠食(週3回以上)、(3)早食い(同年代の人より食べるのが速い)、(4)夜食(週3回以上)。
 結果、対象者に最も多く見られた不健康な食習慣は「早食い(29%)」であり、次いで「遅い夕食(19%)」、「夜食(16%)」、「朝食欠食(9%)」だった。3年以上に渡る平均追跡期間中に、患者の10%がたんぱく尿を発症しており、不健康な食習慣との関連を調べたところ、朝食欠食と遅い夕食が、たんぱく尿発症リスクの上昇と関連していた。なお、意外なことに不健康な食生活は体重の変化とは関連していなかった。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.11.11)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=73274&-lay=lay&-Find.html

 

オメガ-3が豊富な食品は心臓発作の予後を改善する?

 動物と植物の両方に由来するオメガ3脂肪酸が豊富な食品を定期的に摂取することで、心臓の膜が強化され心筋梗塞の予後を改善するのに役立つかもしれない。カタルーニャにあるジャーマントリアス・イ・プジョール病院および研究所(IGTP)とホスピタルデルマール医学研究所(IMIM)による研究。
 研究チームは、心筋梗塞患者950人のデータを使用した。患者の血中のオメガ-3脂肪酸レベルは、心筋梗塞の治療で入院したときに測定された。この測定値は、サンプリングの数週間前、つまり心筋梗塞の前に、患者がこれらの脂肪をどれだけ食べたかを非常に正確に示している。患者は退院後3年間監視され、研究チームは、梗塞時にオメガ-3系脂肪酸の血中濃度が高いことと、予後の合併症リスクが低いことに関連がみられることを観察した。エイコサペンタエン酸(EPA)は、脂の多い魚に含まれるオメガ-3系脂肪酸の一種である。脂の多い魚を定期的に食べると、EPAは心筋細胞の膜のリン脂質に組み込まれ、さまざまなストレッサーから心臓を保護する。その結果、心筋梗塞で引き起こされる損傷を制限するのだという。
 だが、この研究の目新しいところは、アルファリノレン酸(ALA)として知られている植物由来の別のオメガ-3系脂肪酸にも焦点を当てていることである。クルミ、大豆などに含まれるこの脂肪は、海産性のオメガ-3ほどよく研究されていない。研究者らは、EPAとALAは競合せずに、互いに補完し合うことを観察したという。高レベルのEPAは、心血管系の原因による再入院のリスクが低いことに関連しており、高レベルのALAは、死亡リスクの低下に関連していた。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト(2020.11.12)>
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=73286&-lay=lay&-Find.html