行政公表資料より

・先週は特にありませんでした。

 

大学・研究機関等公表資料より

〇アクリルアミドの摂取量と肺がんとの関連(国立がん研究センター社会と健康研究センター)

 男女とも、アクリルアミドの摂取量と肺がんの罹患リスクとの関連はみられませんでした。
 フィンランドで行われた先行研究では、男性の喫煙者では、肺がんリスクと関連がみられたことや、オランダで行われた先行研究では、女性では、アクリルアミドの摂取量が多いと肺がんのリスク低下と関連がみられたという報告がありました。本研究では関連がみられなかった理由として、日本人のアクリルアミドの摂取量は、欧米に比べて少ないことが報告されており、関連が見られなかった可能性が考えられました。

 →予防研究グループ>多目的コホート研究>現在までの成果>
   https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8513.html

 

〇大豆食品・イソフラボン摂取と前立腺がん死亡との関連(国立がん研究センター社会と健康研究センター)

 総大豆食品・イソフラボン摂取量が多ければ多いほど、前立腺がん死亡リスクが高いという関連がみられました。また、総大豆食品の摂取量が最も低いグループと比較して、最も多いグループでは、前立腺がんの死亡リスクが1.76倍高いという関連がみられ、大豆食品別にみると、みそでも同様の関連がみられました。

 →予防研究グループ>多目的コホート研究>現在までの成果>
   https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8514.html

 

〇天然アミノ酸の1つである「5-アミノレブリン酸」には疲労感を低減化させる効果があることを実証(広島大学)

 日常的に身体的疲労を感じている男女70人(20~64歳)を2群に分けて、35人については一日当たり5-ALAP 30mgを含む錠剤を、残りの35人はこの物質を含まない錠剤(プラセボ群として)を8週間、毎日、経口摂取してもらいました。そして、4週ごとに、「全体的な疲労感」、「仕事による疲労感」、「仕事の捗り具合」及び「朝起きた時の疲労感」の4項目について、及び、その時の気分をスコア化しました。
 その結果、プラセボ群と比較すると、5-ALAP摂取群では、「全体的な疲労感」、「仕事による疲労感」及び「怒り-敵意」の項目で、有意減化が認められました。すなわち、5-ALAPの経口摂取は日常的に感ずる身体の疲労感とネガティブな気分の両者を改善することが判明しました。

 →広島大学>研究成果>
   https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/60472