行政公表資料より

・先週は特にありませんでした。

 

大学・研究機関等公表資料より

フラボノイドの豊富な果物の摂取と虚血性心疾患の発症リスクとの関連 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)

 フラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、特に柑橘類において、虚血性心疾患の発症リスクが低かったことが分かりました。この理由として、フラボノイドやビタミンCによる抗酸化作用が、動脈硬化の抑制、および炎症を抑えることなどにより、虚血性心疾患の発症リスクを予防したことが考えられます。海外で行われたメタアナリシス研究では、りんごの摂取と虚血性心疾患とのリスク低下について報告されていますが、フラボノイドはりんごの皮に多く含まれており、日本ではりんごの皮をむいて食べることから、今回の結果では関連がみられなったことが考えられます。

 →予防研究グループ>科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究>現在までの成果>
   https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8497.html

 

フラッシング反応別にみた飲酒とがん罹患リスクとの関連(国立がん研究センター社会と健康研究センター)

 フラッシング反応のあるお酒に弱い体質の男性は、少量の飲酒量でも飲酒量が増加すればするほど、がんの罹患リスクが高かったことが分かりましたが、高用量の飲酒をする男性は、フラッシング反応のあるなしにかかわらず、飲酒に関連するがんの罹患リスクが高いということがわかりました。

 →予防研究グループ>科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究>現在までの成果>
   https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/8498.html

 

農作業、知的活動、社会参加がフレイルから健常への改善に寄与
 5年間の住民追跡研究の結果(東京都健康長寿医療センター研究所)

 7種類の日常的な行動(農作業、買い物、運動、食事、知的活動、社会参加、喫煙)に着目し、喫煙以外の各行動はフレイル予防や自立喪失(介護が必要な状態および死亡)の予防に寄与することを明らかにしました。喫煙はフレイルではない高齢者の自立喪失を促進していました。フレイルの特徴の一つである可逆性(フレイルな状態から非フレイルな状態に戻ること)にも着目した解析をおこない、フレイルな状態であっても農作業、知的活動、社会参加をしている者は、非フレイルな状態へと改善しやすいことを明らかにしました。

 →東京都健康長寿医療センター研究所>プレスリリース・研究成果>
   https://www.tmghig.jp/research/release/2020/0709.html