健康被害の情報:国立健康・栄養研究所HPより
(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

アイルランド食品安全局が医薬品成分 (ゾピクロン類似成分) を含む製品に注意喚起(1月14日)

・注意喚起および勧告内容
 2020年1月13日、アイルランド食品安全局 (Food Safety Authority of Ireland (FSAI)) が医薬品成分 (ゾピクロン類似成分) を含む2製品に注意喚起。アイルランド食品安全局は当該製品を購入・使用しないように勧告。

 製品名 U-Dream Full Night / U-Dream Lite

・解説
 これは、アイルランド食品安全局による調査で判明した事例。睡眠改善を謳う当該製品を分析したところ、医薬品成分であるゾピクロン (睡眠薬) 類似成分が検出された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。なお、当該製品はアメリカ、カナダでも医薬品成分混入のため注意喚起が出されている。

 →国立健康・栄養研究所>「健康食品」の安全性・有効性情報>
   https://hfnet.nibiohn.go.jp/

 

「LINK de DIET」より

継続してお茶を飲むと健康的に長生きできる?!

 1週間に少なくとも3回お茶を飲むと、健康的な生活がより長く続くようだ、という北京協和医学院等からの報告。
 研究では、心臓発作、脳卒中、がんの既往歴のない中国PARプロジェクトに含まれる100,902名を分析した。対象者は、2グループ([1]習慣的にお茶を飲む者(週に3回以上)、[2]ほとんど飲まない、習慣的に飲まない者(週に3回未満))に分類され、約7.3年(中央値)フォローアップした。お茶には、緑茶、紅茶等が含まれる。
結果は、習慣的なお茶の摂取は、健康寿命の長さ、平均寿命の長さと関連したという。例として、習慣的にお茶を飲む者は、お茶を決して飲まない、めったに飲まない者と比し、1.41年遅くに冠状動脈性心臓病と脳卒中を発症、1.26年長生きする可能性が認められた。決して飲まない、習慣的に飲まない者と比し、習慣的にお茶を摂取する者は、心臓病や脳卒中の発症リスクが20%低下、致命的な心臓病と脳卒中のリスクが22%低下、全死因のリスクが15%低下した。次に、2点で評価できた14,081名のサブセットで分析し、お茶の摂取行動の変化の影響を調査したという。2点の調査期間は8.2年、2回目の調査後のフォローアップ期間は約5.3年であった。2点両方の調査時において、習慣的なお茶の摂取を維持していた者は、お茶を決して飲まない、習慣的に飲まない者と比し、心臓病や脳卒中の発症リスクが39%低く、致命的な心臓病と脳卒中のリスクが56%低く、全死因のリスクが29%減少した。
 お茶の種類毎に解析したところ、緑茶の摂取は、心臓病・脳卒中の発症、致命的な心臓病・脳卒中、全死因の約25%リスク低下と関連した。しかしながら、紅茶は、有意な関連性が認められなかったという。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト (2020.1.17)
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69234&-lay=lay&-Find.html

不妊治療の男性に葉酸、亜鉛サプリは効果なし

 毎日の葉酸と亜鉛のサプリメントは、不妊治療に有効ではなさそうだ、という臨床試験の報告。『JAMA』誌に発表された。
 米国・国立小児健康人間発達研究所のエンリク・シスターマン博士らの研究チームは、2,370組の不妊治療を計画しているカップルを対象に、葉酸と亜鉛のサプリメントが精液の質と生産率に及ぼす影響を6か月に及ぶランダム化臨床試験で検証した。
 その結果、カップルの生産率は、介入群と対照群で、各々34%と35%と差がみられず、精液の質にも変化がなかったという。不妊治療を検討している一般的なカップルにおいて、葉酸と亜鉛のサプリメントを男性パートナーが使用することは、プラセボに比べて有意な精液の質の向上、カップルの生産率の向上には結びつかないようである、と研究チームは結論付けた。

 →LINK de DIET>ニュースセレクト (2020.1.16)
   https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69213&-lay=lay&-Find.html