◆健康食品の健康被害情報:国立健康栄養研究所HPより
(外国のバイアグラ関係成分含有のサプリメントの注意喚起は掲載していません)

〇米国FDAが高濃度のヒ素、鉛を含む製品の自主回収情報を公表(10月1日)

・注意喚起および勧告内容:
 2019年9月30日、米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) が高濃度のヒ素、鉛を含む2製品の自主回収情報を公表。
 製品名
 Cellect Unflavored Powder
 Essentials Factor Cell Synergy Unflavored Powder

・解説:
 当該製品はマルチビタミン&ミネラルサプリメントとして店舗やインターネットなどを介して流通し、日本の顧客にも販売されていたが、健康障害のリスクがある量の鉛、ヒ素が含まれていたため、ロット No. 041907、製造年月日2019年5月20日の製品を対象に業者 (Cellect Products Inc.およびOglethorpe Ltd.) による自主回収が行われている。当該ロットの製品を2回分/日、日常的に摂取すると、体内に鉛が蓄積し慢性中毒を生じる可能性がある。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていない。

 →国立健康・栄養研究所>「健康食品」の安全性・有効性情報>
   https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail4060.html

〇カナダ保健省が未承認製品に注意喚起(10月3日)

・注意喚起および勧告内容:
 2019年10月2日、カナダ保健省 (Health Canada) が店舗から押収した未承認の30製品に対する注意喚起情報を公表。カナダ保健省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調不良を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

 

製品名

関連成分

Ligandrol

LGD-4033 (選択的アンドロゲン受容体調節薬)

Testolone

RAD-140 (選択的アンドロゲン受容体調節薬)

YK-11

YK-11 (選択的アンドロゲン受容体調節薬)

YK11 (Revolt Pharma)

MYO-CARD

cardarine

MYO-HGH

MK-677 (cardarine)

MYO-STA

ostarine

MYO-TKO

ostarine DMAA

Obliterate

ostarineandarinecardarine

Inhibidex

Androsta-3,5-diene-7,17-dione

Redline Xtreme

ヨヒンビン

Yohimbine HCl (Clean Lab)

Yohimbine HCl (MAN)

Yohimbine HCl (Nutrakey)

Yohimbine HCl (Primaforce)

Yohimbine + Rauwolscine(Allmax)

ヨヒンビン、ラウオルシン

LIPO 6 Black

ヨヒンビン、ラウオルシン、シネフリン、カフェイン

LIPO 6 Black Hers

Storm

ヨヒンビン、シネフリン、カフェイン

Thyrolan Metabolic Optimizer

C4 Extreme Energy

rauwolfia (インドジャボク)

Sidewalk Kraka

Stimul 8

Xtreme Shock Elite

5150

rauwolfia (インドジャボク)、シネフリン、カフェイン

ANAVAR 10

オキサンドロロン

C4 Original

L-ドパ

Nolvadex 20

タモキシフェン

DHEA 100

DHEA

StackUp

DMAA、シネフリン、カフェイン

 

・解説:
 性機能改善、痩身、ワークアウトサプリメントを標榜して店舗で販売されていた当該製品は、医薬品成分が表示されていたため、カナダ保健省により押収された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。なお、当該製品は、過去にも医薬品成分の混入や表示のため注意喚起が出されている。

 →国立健康・栄養研究所>「健康食品」の安全性・有効性情報>
   https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail4061.html

■健康食品の素材情報より

〇「グルコサミン」「コンドロイチン硫酸」安全性:医薬品等との相互作用 (191001)

 僧房弁置換術後にワルファリン (抗凝固薬:CYP1A2、CYP2C9、CYP3A4、P糖タンパク質基質) 内服中で、凝固能コントロールは良好であった58 歳男性 (日本) が、自己判断でコンドロイチンおよびグルコサミンを約1ヶ月間摂取 (摂取量不明) したところ、高度の凝固異常をきたし、喉頭蓋血腫による上気道閉塞から心肺停止に陥った。
 日本救急医学会雑誌. 2016; 27(9): 590