◆先週の健康・健康食品関連情報

■大学・研究機関等公表資料より

〇LGG乳酸菌の摂取による肌の潤いを保つ作用メカニズム(タカナシ乳業)

 LGG乳酸菌は酪酸や酪酸生産菌と相関があり、血中の TGF-βを増加させることが示されました。腸のバリア機能が低下すると、腐敗物質が体内に侵入して皮膚で炎症を引き起こし、肌荒れ、肌乾燥などのトラブルを招きます。それゆえ腸のバリア機能は重要な生体内の防御システムで、酪酸はこのバリア機能の維持に大きな役割を果たしております。また免疫物質のTGF-βはタンパク質の1つで、皮膚の真皮の繊維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲン産生を促すことが知られております。
 これらのことから、LGG(R)乳酸菌は①腸内細菌に影響を与え、腸のバリア機能を高め、②免疫細胞に働きかけ、TGF-β産生量を高め、間接的に肌へ作用している可能性が示唆されました。

 →タカナシ乳業>リリース>
   http://www.takanashi-milk.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/190903.pdf

〇妊娠中の野菜、果物、ビタミンC摂取と幼児の行動的問題との関連 (愛媛大学)

 妊娠中から母親と生まれた子を追跡調査した「九州・沖縄母子保健研究」のデータを活用し、妊娠中の野菜、果物、抗酸化物質摂取と子の5歳時における行動的問題との関連を調べました。その結果、妊娠中の総野菜摂取と緑黄色野菜摂取は低い向社会的行動のリスク低下と関連し、緑黄色野菜以外の野菜摂取は多動問題及び低い向社会的行動のリスク低下と関連し、果物、特にりんごの摂取は多動問題のリスク低下と関連し、柑橘類摂取は情緒問題、行為問題及び多動問題のリスク低下と関連し、ビタミンC摂取は行為問題、多動問題及び低い向社会的行動のリスク低下と関連していました。
 
 →愛媛大学>プレスリリース>
   https://www.ehime-u.ac.jp/data_relese/data_relese-102018/