◆先週の健康・健康食品関連情報

■大学・研究機関等公表資料より

日本酒エキス飲用による肌コラーゲン増加が美肌成分「α-EG」に起因することを確認(大関)

 日本酒エキスの飲用による真皮層のコラーゲン密度スコアの増加がα-エチル-D-グルコシド(以下、α-EG)に起因することを明らかにしました。α-EGはエタノール、オリゴ糖の存在下で麹由来の酵素により生成されます。「並行複発酵」と呼ばれる、糖化とアルコール発酵が同時に進行する日本酒ならではの成分です。市販純米酒に0.6~0.8%程度含まれており、日本酒の中でアルコール、ブドウ糖に次いで多く含まれている成分です。

 → OZEKIホームページ>ニュースリリース>
    https://www.ozeki.co.jp/newsre/news20190821.html

甘栗に腸内環境改善効果を確認(クラシエ)

 比較的便秘傾向な30代・40代女性について、甘栗摂取前の尿中インドキシル硫酸値は 67.0±22.3 [μg/mg・Cre]、摂取後は53.1±25.5 [μg/mg・Cre]と有意に腐敗物質が減少していることが分かりました。また、生活日誌の結果からは、1週間当りの排便日数が3.5±0.5日から5.0±1.3日と有意に増加していることが確認できました。以上より、便秘傾向な女性が甘栗を継続的に摂取することで、腸内環境が改善されて便秘が解消される効果があることを見出すことができました。

 → クラシエ>ニュースリリース>
    http://www.kracie.co.jp/release/10156213_3833.html

眼の周りを温めることによる入眠への影響(花王)

 健常な男性19名を対象に、日中の時間帯に、シートで眼の周りを温めながら実験室内のベッドで60分間安静と覚醒を保ち、体の内部の温度(直腸温)、手と足の皮膚温(手の甲、足の甲で測定)、体幹の皮膚温(鎖骨下で測定)、口頭での自覚的評価(温かさ、心地よさ、眠気)、脳波、心電図などを測定しました。その結果、眼の周りを適度に温めることで下記の影響があることを確認しました。
 ・対象者は自覚的な心地よさや眠気を得た。
 ・コントロールと比べて、手足の皮膚温の上昇が大きかった。
 ・コントロールと比べて、体幹に対する手足の皮膚温の差が大きくなり、体の熱を外へ逃がす放熱が促進された。

 → 花王>ニュースリリース>2019年>
    https://www.kao.com/jp/corporate/news/2019/20190822-001/

小中学生の近視増加傾向への警鐘:都内小学生の約80%、都内中学生の約95%が近視(慶応大)

 近視の評価として、屈折値と眼軸長の両方を測定し、調査票を用いて近視とライフスタイルの関連性も調査しました。その結果、小学生689人における近視有病率は76.5%、強度近視有病率は4.0%、平均眼軸長は成人とほぼ同等の23.41 mmでした。中学生727人における近視有病率は他国の既報よりも高い94.9%で、強度近視有病率は11.3%、平均眼軸長は24.73 mmでした。

→ 慶応大学>プレスリリース>
    https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2019/8/19/190819-1.pdf