◆株式会社シエルに対する景品表示法に基づく措置命令及び課徴金納付命令
 消費者庁は10月31日、株式会社シエルに対し、 同社が供給する「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」と称する食品に係る表示について、景品表示法に違反する行為が認められたことから、措置命令及び課徴金納付命令を行いました。
対象商品:「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」と称する食品
表示媒体:自社ウェブサイト
違反内容:あたかも、本件商品を摂取するだけで、容易に痩身効果が得られるかのように示す表示をしていた(優良誤認)、及び、あたかも、毎月300名に限って本件商品の定期購入を開始できるかのように表示していた(有利誤認)。
課徴金対象期間:平成28年4月1日から平成30年7月30日
課徴金の額: 1億886万円
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_181031_0001.pdf

◆消費者庁による事務連絡 
事務連絡(10月25日付/11月1日公表) 機能性表示食品の届出後における安全性及び機能性を担保するための取組並びに健康被害の未然防止・拡大防止を図るための取組推進依頼について(消費者庁)
 http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/about_foods_with_function_claims/pdf/about_foods_with_function_claims_181101_0001.pdf
解説:
 昨年度に実施した「機能性表示食品の届出後における分析実施状況および健康被害の情報収集等に関する調査・検証事業」報告書を踏まえて、安全性確保と機能性担保のために必要な取り組みを届出企業と業界団体に要請する内容になっています。
 
◆厚労省による事務連絡
事務連絡(10月23日付)「ケイヒ製剤の広告等における取扱いについて」 (厚生労働省)
 ケイヒ末の効能等として記載している「口渇、のどの渇き、糖尿病」は、従前より漢方製剤で用いられていたケイヒ末の効能等について、最新の科学的知見を補足したものです。一般的にケイヒ末は、小腸からの糖の吸収を遅くし、食後血糖の上昇を緩やかにする作用を有すると考えられています。そのため、同通知においてケイヒ末の効能等として記載している「糖尿病」は、糖尿病の治癒のための治療又は予防を指すものではありません。 https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T181024I0010.pdf
解説:
 ケイヒを含有するOTC薬を製造販売する業者に対して、作用機序、効能、販売名を組み合わせた表現により、糖尿病治癒のための治療・予防に用いられるような誤解を招く広告を行わないように指導するものとみられます。