◆8月8日 特別用途食品における乳児用液体ミルクの許可基準の公表

消費者庁から、特別用途食品における乳児用液体ミルクの許可基準が公表されました。

特別用途食品表示許可基準並びに特別用途食品の取扱い及び指導要領
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180808_0005.pdf
(別紙)新旧対照表 http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180808_0006.pdf

〇改正のポイント
・特別用途食品における乳児用調製乳の区分追加
乳児用液体ミルクの名称を乳児用調製液状乳とした上で、新たに「乳児用調製乳」の区分を追加し、その下に「乳児用調製粉乳」及び「乳児用調製液状乳」 の区分を設定。
・乳児用調製液状乳の必要的表示事項を規定
当該食品が母乳の代替食品として使用できるものである旨(ただし、乳児にとって母乳が良である旨の記載を行うこと。)、標準的な使用方法等の必要的表示事項を新たに規定。
・乳児用調製乳の許可基準にセレンを追加(平成 34 年4月1日から適用)
食品衛生法に基づく食品添加物の規格基準の改正に係る検討状況を踏まえ、新たに成分組成の基準に、セレンを追加。

◆8月8日 2017年度のPIO-NETにみる危害・危険情報の概要の公表 (国民生活センター)

PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)により収集した2017年度の「危害・危険情報」をまとめたものです。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180808_2.pdf

〇2017年度の傾向と特徴から
・「危害・危険情報」は14,516件で、対前年度比でみると4.9%減となっています。
「危害情報」は11,265件で、上位3商品・役務等は「健康食品」、「化粧品」、「医療サービス」でした。

・「危害情報」 ①健康食品(1,847 件)
「健康食品」は1,847件で、危害情報全体に占める割合は16.4%となっており、前年度(1 位、1,877件)から30件減少しました。
性別では、女性が1,573件(85.2%)と8割以上を占めており、年代別では、40歳代が403 件(21.8%)で最も多く、次いで、50歳代399件(21.6%)、70歳以上270件(14.6%)の順となっています。
「健康食品」の内訳をみると、「他の健康食品」が1,339件(72.5%)で最も多く、次いで「酵素食品」284件(15.4%)となっています。
危害内容は、「消化器障害」が998件(54.0%)と5割を超え、次いで、「皮膚障害」497件(26.9%)、「その他の傷病及び諸症状」283件(15.3%)の順となっています。

<事例>
・豊胸サプリメントを飲んだら生理が止まり、飲むのを止めたら体調が戻った。インターネットでプエラリア・ミリフィカという成分が健康被害を起こすことがあると知り、自分の飲んでいた豊胸サプリメントにも含まれていた(40歳代・女性)。
・ネット通販で酵素食品を購入し、3日間程飲んだところで下痢をした。医師から「健康食品により下痢をしたと思われる。使用を中止するように。」と言われ、飲まずに放置していたところ体調は回復。その後、定期購入と知り、解約を告げたが業者は応じない(40歳代・女性)。

参考)PIO-NETの被害情報は、下記のURLで検索可能です。
http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/search/detailsearch.do

◆7月30日 東京都平成29年度インターネット広告表示監視事業実施報告
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/torihiki/hyoji/keihyo/documents/29netkekka_1.pdf

平成29年度の監視結果
(1)インターネット広告監視数  24,000件
(2)不当景品類及び不当表示防止法(以下「景品表示法」という。)に基づく指導等
・改善指導:338事業者(354件の広告)
・措置命令:1事業者(平成30年3月26日公表)

健康食品と化粧品の広告で誇大な効能効果等をうたう表示が多く見受けられました。
【健康食品】・・181件の広告を改善指導
例)「食事制限なし!マイナス6cm(当社調べ)」とともに、ウエストを強調した写真を掲載し、商品(サプリメント)を摂取するだけ で、痩身効果が得られるかのような表示
【化粧品】・・・・86件の広告を改善指導
例)「シミ・シワができたとしても~」、「白く戻す」など、商品(美容液)を使用することで、シミ等を改善できるかのような表示