AHA(α-ヒドロキシ酸)は果物類に多く含まれるクエン酸、乳酸、酒石酸(しゅせきさん)、グリコール酸などの総称でフルーツ酸ともよばれます。肌は表皮、真皮、皮下組織の三層構造をしており、表皮はさらに四層構造になっています。
表皮の一番深いところで生み出された角層細胞はどんどん上部へと移動していきます。表皮の最も表面で外界と接する角層を構成しています。古くなった角層細胞は肌トラブルの原因となったり、肌色を悪くしてくすみのもととなることがあります。AHAは肌表面の古い角層細胞を落とすピーリング剤として、美容クリニックなどで使用されています。ただし、AHAによるピーリングや顔面への塗付は自己判断で行わず、皮膚科や美容クリニックでの施術をお勧めします。

ここに注意!

AHAの濃度が10%未満であればほぼ安全ですが、体質によっては太陽光線による光過敏を起こすことがありますので、日焼け止めを使用するなど紫外線対策を怠らないようにしてください。また、軽度の皮膚炎や腫れ、かゆみを引き起こすことがあります。敏感肌の方は角層がはがれることでかえって肌の状態を悪化させる場合がありますので注意してください。

AHAには酒石酸やグリコール酸など多くの種類がありますが、にきび跡の改善やシミなどの色素沈着にはグリコール酸によるピーリングが、肌を柔らかくすべす
べにするには乳酸のローションが効果的のようです。また、紫外線による肌の老化には乳酸、酒石酸、グリコール酸などのローションやクリームが適しています。

「本当に効く」レベル

・レベルA/日焼け、乾燥肌
※クリームまたはローションとして使用
・レベルB/にきび、にきび跡、肝斑
※クリームまたはローションとして使用