ラベンダーは、ハーブティーやポプリはもちろん、アロマや香水、化粧品、スパイスやお菓子まで幅広く利用されています。ハーブティーの効能は不安や不眠、胃のむかつきなど、精油としては円形脱毛症に効果があり、軽度のうつ病に対しては医薬品に相当するほどの効能が認められています。お風呂にラベンダーの精油を使うとリラックス効果が得られてよく眠れるといわれています。

脳とカラダの機能は密接につながっており、カラダの不調が脳に伝わると脳は修正を試みます。逆に精神的な不調は身体機能にフィードバックされ、カラダの不調となって現れます。人間の嗅覚は、この脳とカラダのネットワークを司る部分を直接刺激します。特にラベンダーの香りはバランスの乱れがちな女性ホルモンにはたらきかけ、リラックス効果とともに頭痛や生理痛を軽減するといわれています。
ラベンダーの石けんやシャンプー、ローションなどを使用していた10歳以下の男の子3人に乳房が膨らむ「思春期前女性化乳房」が起こり、ラベンダー製品の使用をやめると症状が消えたそうです。調べた結果、ラベンダーは女性ホルモンと似たはたらきをするとともに男性ホルモンを阻害することがわかりました。

ここに注意!

化粧品によるかゆみや発疹ができる接触皮膚炎の原因物質を調べたところ、最も多かったのはラベンダーの精油でした。これはアロマの流行で人工のラベンダーオイルが増えて天然の精油にもアレルギーが起きるようになったと推察されています。

「本当に効く」レベル

・レベルB/円形脱毛症

より根拠を要するレベル

・うつ病、不眠症、認知症、頭痛、食欲不振、歯痛、にきび、悪心、吐き気、がん、虫よけ