ハチミツの甘さはブドウ糖と果糖が主な成分ですが、どちらも吸収されやすく血糖値を上げやすい糖質です。ところが不思議なことにハチミツは血糖値を上げにくい性質を持っています。血糖値の上がりやすさを表す指標にはGI値(グリセミックインデックス)が使われます。ほとんどのハチミツは低GI食品で、糖尿病患者が砂糖のかわりにハチミツを使うほどです。GI値が低いと血糖値を上げにくいので、血液中の糖が脂肪になりにくく、ダイエットにもよいとされています。
ハチミツに含まれるグルコン酸は分解されずに大腸まで到達できる唯一の有機酸で、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整えます。また、ハチミツには口腔ケアに適した成分も含まれていることがわかりました。

口の中では食べ物のかすが歯の間や歯ぐきとの境目に付着して歯垢となり、歯垢がカルシウムで石灰化すると歯石になります。すると歯石の中で細菌が毒素をつくり出して虫歯や歯周病の原因となります。歯周病の毒素は血流に乗って全身へと運ばれ、心筋梗塞や肺炎などを引き起こすことが知られています。

ハチミツには、歯磨き粉に使用されている歯石形成抑制剤のエチドロン酸に匹敵する歯石予防効果のあることがわかっています。

ここに注意!

ハチミツにはごくまれに未発達のボツリヌス菌が含まれていることがあり、1歳未満の乳児にボツリヌス菌による中毒を起こすことがあります。1歳未満の赤ちゃんにはハチミツを与えないでください。

「本当に効く」レベル

・レベルB/やけど(塗布で使用)、咳、傷口の殺菌

より根拠を要するレベル

・花粉症、日焼け、気管支ぜんそく、下痢、白内障

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