オーストラリア先住民のアボリジニは、古くからティーツリーの精油を傷ややけど、皮膚病などに利用してきました。現代医学でもティーツリーのもつ殺菌効果は多くの微生物に有効であるとしており、院内感染を引き起こすMRSA(薬剤耐性黄色ブドウ球菌)も殺菌可能だとされます。特に水虫を起こす白癬菌に有効で、人に対するほとんどの臨床試験でその効果が認められています。
ティーツリーの精油はアロマテラピーにも適しており、頭をすっきりさせて集中力を高めてくれるので、気分が落ち込んだときのリフレッシュに最適です。殺菌効果や抗ウイルス効果があるので、咳や扁桃炎、鼻づまりなどにも効果的です。

ティーツリーの仲間のマヌカもティーツリーとよばれることがありますが、マヌカの花から集められたハチミツは非常に抗菌力が強く、ニュージーランドでは医療機関でも使用されています。マヌカのハチミツのうち、ニュージーランド政府の認可を受けた製品にだけ「マヌカハニー」の商品名が許可されます。
マヌカハニーには特有の殺菌成分が含まれ、わずかティースプーン半分で胃の中のピロリ菌を殺菌することができるとされます。胃や腸内の有害菌を殺菌することで善玉菌を活性化し、腸内環境を整える作用も期待されています。

ここに注意!

精油をそのまま飲むと非常に強い毒性を現す可能性がありますので、ティーツリーの精油を飲んではいけません。また、人によっては接触皮膚炎を起こす可能性がありますので、皮膚に使用する際には十分注意してください。

「本当に効く」レベル
・レベルB/水虫、爪水虫、にきび
より根拠を要するレベル
・ヘルペス、シラミ、疥癬、白癬、すり傷、切り傷、やけど、虫刺され、おでき、膣感染症、咽頭痛、咳、