チアシードはダイエットによいだけではなく、とても栄養豊富なスーパーフードです。メキシコやグアテマラなど南米の国では、トウモロコシと並んで古くから食べられてきた大切な食糧でした。

チアの種は1ミリくらいの黒っぽい粒で、一見するとゴマのようにも見えます。水に浸しておくと質量の10倍以上の水分を吸収してゼリー状になります。ココナッツミルクに入れるとタピオカのようで、おいしくチアシードの食感を楽しめます。
チアシードがスーパーフードとよばれるのは、豊富な栄養素によるものです。タンパク質約20%、炭水化物約30%、食物繊維約20%、脂質が約30%と非常にバランスが取れています。チアシードはシソ科の植物ですから、同じシソ科のシソやエゴマと同様オメガ(ω)3脂肪酸を豊富に含みます。
チアシードの脂質のうち60%がオメガ(ω)3脂肪酸のα │リノレン酸で、体内に入るとEPAやDHAに変換されます。EPAは赤血球の細胞膜をしなやかにし
て血流を改善します。DHAは脳や網膜を健康に保つ成分です。
チアシードの食物繊維はコンニャクと同じグルコマンナンです。グルコマンナンは水分を吸ってゲル状になり、腸の中の余計な脂肪などを包み込んで体外に排出します。腸内細菌によって分解されるとオリゴ糖になるので、善玉菌を増やして腸内環境を整えるはたらきもあります。

ここに注意!

大さじ1杯(10g)で約50kcalと意外に高カロリーです。また、水溶性食物繊維はミネラルも吸着してしまいますので、食べ過ぎには注意しましょう。

より根拠を要するレベル
・糖尿病、高血圧、心臓病