大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンとよく似たはたらきをします。そのため、エストロゲンの量が減少する女性の更年期症状を緩和するのによいとされています。若い女性でも過激なダイエットなどによって女性ホルモンの量が減ると骨粗しょう症などを起こしますので、大豆食品を多く食べるよう心掛けるとよいでしょう。

ここに注意!

イソフラボンの過剰摂取は乳がんや子宮がん、子宮内膜症や子宮筋腫のリスクを高めるといわれています。このため、厚生労働省では通常の食事から摂る大豆食品中に含まれるイソフラボン量の上限を75mgとしています。このうち、サプリメントから摂るのは30mgを上限として、あとは通常の大豆食品から摂りましょう、という指針を打ち出しています。

統計によれば、日本人の約50%は1日に平均18mg以下しかイソフラボンが摂れていないといいます。イソフラボン75mgとは、絹ごし豆腐なら1丁300g、納豆なら2パック、きな粉なら大さじ1杯6gで摂れる量です。

ほかに、大豆は腎結石や腎臓病を悪化させる可能性があり、これらの病気を患ったことのある人は大豆の摂取に注意してください。また、膀胱がんのリスクを高めたり、甲状腺機能低下症を悪化させる可能性があります。乳製品などにアレルギーのある人は大豆でもアレルギーを起こす可能性がありますので注意してください。

「本当に効く」レベル
・レベルB/高LDLコレステロール血症、更年期症状(ほてり、骨密度の低下)、乳がん予防、骨粗しょう症の予防、糖尿病
・レベルC/筋肉痛、心臓病
より根拠を要するレベル
・甲状腺がん予防、肺がん予防、前立腺がん予防、乳房痛の緩和、減量、高血圧、気管支ぜんそく、月経前症候群