昔から、ぬかみそを毎日混ぜると手が白くきれいになるといわれています。その美容効果は古くから知られており、最近は米ぬか石鹸や化粧品などもあるほどです。米ぬかにはフェルラ酸やセラミド、食物繊維などさまざまな美容成分が含まれており、肌に直接塗っても食べても美容と健康によい素材です。

米ぬかに含まれるフェルラ酸は非常に抗酸化力が強く、体内で活性酸素を消去する抗酸化酵素と同等といわれています。肌のシミや黒ずみをつくるメラニン色素はチロシンというアミノ酸からつくられますが、フェルラ酸はチロシンのはたらきを弱めてメラニン色素ができにくくする美白効果があります。

このフェルラ酸に米ぬかのほかの成分が結合したのがガンマオリザノールです。ガンマオリザノールには血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増えるのを防いで動脈硬化を予防するはたらきがあります。さらに、認知症や更年期障害、自律神経失調症に対しても医薬品的な効果があるとする数多くの報告があります。

ここに注意!

米ぬかに含まれるフィチン酸は大腸がんや腎結石の予防によいといわれていますが、金属と強く結合する性質を持っています。このため、食品に含まれる鉄や亜鉛など人体にとって重要なミネラルと結合して吸収率を下げる可能性があります。貧血気味の人や血液中のミネラル値が低い人は米ぬかの摂取は避けたほうがよいでしょう。

「本当に効く」レベル
・レベルB/脂質異常症、アトピー性皮膚炎、胃がん予防
・レベルC/大腸がん予防
より根拠を要するレベル
・糖尿病、高血圧、アルコール依存症、減量、AIDS、免疫力向上、肝機能の改善、心臓病予防