コーヒーにはカフェインが含まれており、眠気覚ましや集中力のアップによいといわれています。しかし、実はカフェインよりも抗酸化物質のポリフェノールをより多く含んでおり、その量は緑茶の2倍、赤ワインに匹敵するほどです。

コーヒーに含まれるポリフェノールはクロロゲン酸とカフェ酸が主ですが、クロロゲン酸には体内で糖がつくられるのを防ぐ作用があり、糖尿病の予防によいと考えられます。また、肝臓に中性脂肪が蓄積するのを防ぎ、脂肪肝を予防するともいわれています。クロロゲン酸は焙煎の熱で分解されて含有量が減ってしまいますが、最近はクロロゲン酸を強化した焙煎コーヒーが商品化されています。

もうひとつの抗酸化物質カフェ酸はコーヒー酸ともよばれ、リラックス効果やがん予防、動脈硬化の予防にいいといわれています。動物実験では、紫外線によるシミのもとであるメラニン色素の生成を抑える効果が確認されており、コーヒーの美容効果に関するさらなる研究成果が待たれています。

ここに注意!

コーヒーはカフェインを多く含むため、飲み過ぎは不眠につながったり、血圧の上昇、心臓への負担を大きくします。1日に6杯以上のコーヒーはカフェイン依存になる可能性があります。コーヒーは1日3杯程度にとどめましょう。心臓病、骨粗しょう症、緑内障、出血性の病気の方はコーヒーを避けるべきでしょう。

「本当に効く」レベル
・レベルA/覚醒作用
・レベルB/大腸がん予防、食事性低血圧、パーキンソン病予防、胆石予防、糖尿病予防
・レベルC/食道がん予防、胃がん予防、乳がん予防
より根拠を要するレベル
・痛風、肺がん、認知機能の改善