クランベリーはジュースやお菓子づくり、料理用のソースとしても利用される、アメリカで最もポピュラーなフルーツの一つです。ネイティヴ・アメリカンは食用のほかに、泌尿器系の病気やおなかの不調などに対する民間薬としても使用してきました。

クランベリーが尿路感染症や膀胱炎などによいといわれるのは、その成分に秘密があります。クランベリーにはアントシアニンやケルセチン、キナ酸などの抗酸化物質や抗菌物質が多く含まれており、尿路の細胞が細菌に感染するのを防いでいるからだと考えられています。

もうひとつクランベリーに特徴的な成分がアルブチンです。アルブチンもまた、尿路での細菌感染を防ぐ作用がありますが、実は肌にシミや黒ずみをつくるメラニン色素の合成を抑えるはたらきもあるのです。美白剤として化粧品にも配合されています。

ここに注意!

クランベリーにはシュウ酸が含まれているので、大量に摂ると腎臓で結石ができる可能性があります。果汁にしておよそ1日に1リットル以上のクランベリーを摂ると、腎結石のリスクが高まります。過去に結石を患ったことのある方はクランベリーの摂り過ぎに注意してください。クランベリーにはアスピリンの主成分と同じ化合物が含まれています。アスピリンにアレルギーのある方もクランベリーには注意してください。

「本当に効く」レベル

・レベルB/尿路感染症の予防
・レベルC/糖尿病

より根拠を要するレベル

・尿のにおい消し、前立腺肥大、皮膚炎、がん、慢性疲労症候群