漢方生薬として古くから肝臓と腎臓の滋養強壮に用いられてきました。漢方薬としての薬効は「肝と腎と血に滋養を与え、視力を回復する」というものです。クコの実に含まれるベタインには、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑えて脂肪肝を予防したり、肝機能を向上させる作用があるといわれています。

ベタインはアミノ酸の一種で天然の界面活性剤として知られています。浸透力と保湿性が高く髪や肌にうるおいと弾力を与えます。主にシャンプーやヘアケア製品に添加されていますが、刺激が少ないので敏感肌にも最適です。

その他の成分として、目の網膜に含まれるゼアキサンチン、血糖値の上昇を抑えて脂肪燃焼を促進するクロロゲン酸なども含まれています。動物による試験では、クコの実には血圧を下げるはたらきや免疫細胞を増やす作用も認められています。
紫外線のUVBは強力で、肌の細胞を傷つけて赤く炎症を起こします。一方、UVAはUVBほど強力ではありませんが、皮膚の奥深くまで到達してメラニンをつくりだすメラノサイトを刺激して、肌に黒い色素沈着を起こします。クコの実のエキスを飲んでおくとUVB、UVAどちらのダメージからも肌を守り、回復を早めてくれるそうです。

ここに注意!

クコの実は血圧を下げるため、低血圧の方や血圧降下薬を使用している方は注意が必要です。また、ベタインには月経の促進や妊娠中絶薬としての作用があるため、妊娠中や授乳中はクコの実を摂らないようにしてください。

より根拠を要するレベル

・糖尿病、高血圧、発熱、マラリア、がん、血行障害、ED(勃起障害)、めまい、耳鳴り