一般的に魚油とよばれているのはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)をそれぞれ30%程度含む魚由来の油です。DHA/EPAを多く含むのはイワシやサバ、アジやマグロなど青魚の仲間です。

EPAが多く含まれる細胞膜は丈夫で柔軟性に富むので、赤血球が変形しやすくなり毛細血管での血液の流れがよくなります。LDLコレステロールを減らし、炎症やアレルギーの症状を和らげる作用もあります。EPAの一部は体内でDHAに変化します。DHAは脳に到達すると、記憶力や判断力を高めて脳のはたらきを高めます。心臓病の予防、視力の回復にも効果があるようです。

ここに注意!

サプリメントで摂る場合は必ず使用期限内に使い切るようにしましょう。出血しやすくなるので摂り過ぎないよう1日3g以内にとどめてください。ペースメーカーを埋め込まれている方は不整脈のリスクが高まりますので魚油サプリメントの摂取に関しては医師とご相談ください。またアメリカではがんの化学療法の効果を阻害する可能性があるとして研究者が警鐘を鳴らしています。

「本当に効く」レベル
・レベルA/脂質異常症(高トリグリセリド血症)、心疾患予防
・レベルB/高血圧、関節リウマチ、月経痛、注意欠陥多動性障害、レイノー症候群(手足の冷え)、脳卒中、骨粗しょう症、アテローム性動脈硬化、腎臓病、双極性障害、減量、子宮内膜がん予防、加齢黄斑変性症、抗リン脂質抗体症候群による流産防止、乾癬、脂質異常症(高LDLコレステロール血症)、気管支ぜんそく
・レベルC/狭心症、歯肉炎、肝臓病、閉塞性動脈硬化症、筋肉痛
予防、乳房痛、発疹、胃潰瘍、糖尿病
より根拠を要するレベル
・アレルギー、アルツハイマー病、アトピー性皮膚炎、心房細動、うつ病、ドライアイ、がん、白内障、慢性疲労症候群、慢性腎臓病、潰瘍性大腸炎、サリチル酸過敏症、統合失調症、全身性エリテマトーデス、不整脈