イソフラボンをはじめとする大豆の健康効果はよく知られていますが、大豆イソフラボンによって体内でつくられるエクオールはさらに健康効果が高いといわれます。エクオールはイソフラボンが腸内細菌によって分解されたものですが、イソフラボンよりも女性ホルモンに近い作用が強いスーパーイソフラボンとしてはたらきます。

エクオールをつくれる人は、全体のおよそ30〜60%しかいませんが、大豆食品をあまり食べない若い世代ではさらに少なく、20〜30%しかいないといわれています。

イソフラボンを投与して更年期症状や骨密度の変化を調べたところ、エクオールをつくれる人は、エクオールをつくれない人よりも、骨を丈夫にしたり更年期症状を和らげるイソフラボン効果の恩恵を受けやすいことが報告されています。

エクオールをつくる腸内細菌についてはまだ詳細がわかっていませんが、イソフラボンと一緒にフラクトオリゴ糖などを摂るとエクオールが増えると考えられます。

ここに注意!

サプリメントによるイソフラボンの摂取上限量は、食品安全委員会により30mgとされています。多くのエクオール・サプリメントはイソフラボンに換算した摂取上限量の範囲内にあり、摂取目安量を守っている限り安全といえるでしょう。しかし、乳がんや子宮がんなどの既往歴、家族歴のある方はエクオール・サプリメントを摂取しないほうがいいでしょう。妊娠中、授乳中も使用を避けるべきでしょう。

「本当に効く」レベル
・有効性レベルB/更年期障害
より根拠を要するレベル
・メタボリックシンドローム、骨粗しょう症、しわの抑制、乳がん、糖尿病、心疾患、脂質異常症、前立腺がん