エキナセアはアメリカ先住民の間で風邪やのどの痛みに用いられてきた薬用ハーブです。ヨーロッパで研究が進み、現在ドイツでは医薬品として扱われています。

エキナセアには免疫系統を刺激して白血球や顆粒球、マクロファージなどを活性化して免疫力を向上させることがわかっています。また、エキナセアに含まれる多糖類が抗ウイルス活性を示すことも報告されています。風邪のほかにもインフルエンザウイルスやヘルペスウイルスに対しても効果があると考えられていますが、科学的なデータは十分ではありません。ドイツ保健庁の薬用ハーブ評価委員会ではエキナセアの連続使用期間を最長で6週間としています。これは連続して使用しているとエキナセアの効果が薄れてくる可能性があるためです。

ここに注意!

エキナセアは安全性の高いハーブですが、キク科の植物であり、キクやブタクサ、マリーゴールドなどにアレルギーのある方やアトピー性皮膚炎の方はアレルギー反応を起こす可能性がありますので、使用を避けるべきでしょう。

また、エキナセアは免疫作用を活性化するため、自己免疫疾患やエイズの患者は使用するべきではありません。体質の変わりやすい妊娠中、授乳中も使用を避けたほうがいいでしょう

「本当に効く」レベル
・レベルB/ひき始めの風邪
・レベルC/中耳炎
より根拠を要するレベル
・不安感、運動時の肺活量向上、歯肉炎、ヘルペス、インフルエンザ、扁桃炎、ぶどう膜炎、いぼ、尿路感染症、偏頭痛、慢性疲労症候群、湿疹、花粉症、アレルギー、注意欠陥多動性障害