イチョウ葉は洋の東西を問わず古くから民間医療に用いられてきました。中国ではぜんそくや気管支炎、ヨーロッパでは循環器や神経系の疾患に用いられてきました。ドイツ政府機関の医療用ハーブを評価する専門委員会では、記憶障害、めまい、耳鳴りに対するイチョウ葉エキスの使用を認めています。

イチョウ葉に含まれるギンコライドやフラボノイドは血管を拡張し、血小板が凝集するのを防ぎ、血液中の脂質が酸化されるのを抑制します。これらのはたらきにより、認知症をはじめとするさまざまな薬理効果を現すと考えられています。

ここに注意!

イチョウ葉にはギンコール酸というアレルギー物質が含まれており、イチョウ葉製品への混入量は5ppm以下と決められています。イチョウ葉製品は品質のしっかりしたものを選び、絶対にイチョウの葉そのものを使用してはいけません。また、イチョウ葉は非常に多くの医薬品との相互作用が知られています。使用する際には医薬品との相互作用情報を必ず確認してください。

糖尿病、けいれん発作、出血性疾患の方は使用しないでください。また、妊娠を妨げる恐れがあり、妊娠を望む方や妊娠中、授乳中の女性も使用を避けてください。

「本当に効く」レベル

・レベルB/認知症、レイノー症候群(指先、足先の血流障害)、歩行時の脚の痛み、めまい、PMS(月経前症候群)、緑内障、糖尿病性の眼疾患
・レベルC/耳鳴り、冬季うつ、高山病予防
より根拠を要するレベル
・加齢黄斑変性症、注意欠陥多動性障害、血栓、心疾患、脳卒中、脂質異常症、アテローム性動脈硬化、大腸がん、聴力の低下、気管支ぜんそく、気管支炎、ライム病による認知障害、消化器疾患、慢性疲労症候群、疥癬