アルファルファは牧草や牧草地の土壌改良に使われていましたが、食品としては1980年代にタブレット状のサプリメントとして登場、その後のスプラウトブームで食卓の定番野菜となりました。

アルファルファには高麗人参や大豆に含まれるサポニンが多く含まれています。サポニンは漢方処方によく用いられ、さまざまな薬効の一つに肝機能の改善があります。肝臓には体内の有毒物質を分解して無毒にするはたらきがありますが、肝機能が低下すると解毒作用が弱められてしまいます。サポニンは弱った肝臓を助けて毒素の排出を促すはたらきがあると考えられています。

 アルファルファに含まれるβ-シトステロールなどの植物ステロールはLDLコレステロールを低下させるはたらきがあり、特定保健用食品(トクホ)の許可成分となっています。ほかにもフラボンやイソフラボンなどのポリフェノールを含んでおり、機能性成分の豊富なスプラウト野菜として親しまれています。

ここに注意!

アルファルファの種子に含まれるカナバニンというアミノ酸は脾臓の腫れを伴う不良性貧血を起こすことがあります。また、アルファルファにはイソフラボンが含まれているので、乳がん、子宮がん、子宮内膜症、子宮筋腫の患者や妊娠中、授乳中の女性は摂取しないでください。
糖尿病、腎臓病、全身エリテマトーデスや多発性硬化症、関節リウマチのような自己免疫疾患の方も摂取してはいけません。

より根拠を要するレベル
・血中LDLコレステロール値の低下、腎臓病、膀胱の病気、前立腺疾患、気管支ぜんそく、関節炎、糖尿病、消化不良