アボカドは、「森のバター」とよばれるとおり、濃厚な果実は脂肪分を豊富に含んでいます。アボカドに含まれる脂質はその80%が不飽和脂肪酸で、さらにその大半をオレイン酸と、血管をしなやかにするといわれるパルミトレイン酸の一価不飽和脂肪酸が占めています。
一価不飽和脂肪酸には中性脂肪値を下げる効果が知られていますが、アボカドにはLDLコレステロールを減少させ、HDLコレステロールを増加させる効果のあることが報告されています。LDLコレステロールとはコレステロールを細胞に運び込むので悪玉コレステロール、HDLは逆に余分なコレステロールを回収するので善玉コレステロールとよばれています。

アボカドの健康効果は不飽和脂肪酸だけではなく、豊富に含まれる食物繊維や、ビタミンEのはたらきも関与していると考えられています。

ここに注意!

アボカドは長く食されてきた果物ですから、通常食品として摂取する量の範囲内なら安全です。ただし、小さなお子さんや妊娠中、授乳中の女性にとって十分安全であるというデータはありませんので、あまり食べ過ぎないように注意しましょう。

また、樹液や天然ゴムに反応するラテックスアレルギーのある方は、アボカドやバナナ、クリ、メロン、モモ、キウイ、サクランボ、マンゴー、グレープフルーツなどでアレルギーを引き起こすことがあります。

「本当に効く」レベル
・レベルB/LDLコレステロールの低下、HDLコレステロールの増加
より根拠が必要なレベル
・動脈硬化、発毛促進、下痢